こんにちは、くれあ(@ku_re_a22)です。
「せっかく教員になったのにもったいない!」
と教員を辞めてよく言われたものです。
辞める前はうじうじ悩みましたし
もったいなかったかな、と名残惜しい気持ちもありましたが
今は転職して教員だったことも糧になった部分があったので大変楽しく過ごしています。
今回は教員を辞めようか悩んでいる方に向けて
私が辞めた理由とそのプロセスや学んだことを共有します。
また、辞めた後どう転職したかも紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!(教員という仕事に興味がある方も)
教員を辞めた理由
休みがない(王道)
日本の教員は世界で最も忙しいことは言わずもがなです。
中学教員の週当たりの仕事時間
参加国平均:38.3時間
OECD「国際教員指導環境調査」2018
日本:56時間
土日などは休日出勤になることが多かったですし、
たまに日曜が休みだと「1連休だ♫」と喜んでいたものです。
教員になる前から分かってはいたことですが、
実際に働いてみて厳しいものがありました。
人間関係に馴染めない
飲み会はいじりor悪口のオンパレード
学校では教科、学年、同世代、それぞれのコミュニティで飲み会がありました。
どの飲み会でも大概いじり、又は同僚同士の悪口ばかりが会話の内容でした。
流石に生徒の悪口は言ってませんでしたが、
学校近くの居酒屋で教員同士で罵り合ってるのってどうなの…と会話についてけませんでした。
幸い、私の学校では表では皆さん仲良く協調して仕事をされていました。
他の先生の事例も見ると職員室でも酷い扱いを受けることも少なくないようですね…。
自分が完璧主義すぎた
環境のこともありますが、自分にも諸々欠点になったところはありました。
その中でも強く感じたのは完璧主義すぎたことです。
授業は上手くいかないといけないという自責から
授業するたびにへこむことも少なくありませんでした。
(年数関わらず上手くいけばラッキーぐらいです、多分)
また飲み会の悪口が多かったこともあり
失敗したら自分がどこかで悪口を言われるんだろうと
心理的安全性を保てない精神状態になっていきました。
最初は生徒に数学を好きになってもらいたくて授業をしてたのに
気付いたら悪口を言われたくないという動機で頑張るように…
円満に退職するオススメのプロセス
いつ辞めればいい?→年度末(3月)
「思いたったが吉日」と言いますが、今でしょ!という訳にはいきません。
できれば年度末、3月区切りで退職できるといいでしょう。
ただ、健康面などでどうしても続けられない場合は仕方ないと思います。
周りの目が気になりますが、辞めればもう会うことはないので(酷い)
どうしても働き続けるのが厳しい場合は気にせず迅速に退職しましょう。
年度末まで持ちそうになければ、各学期末という手もあります。
退職希望を伝えるタイミング
退職したい旨を伝えるタイミングですが、
私は12月後半に管理職の先生に伝えて翌年の3月に退職させていただきました。
当時私は臨時常勤講師(正規ではない)でしたので
来年度どうするかというヒアリングがちょうど12月だったのもありました。
来年度もここで働いて欲しいと思うけどどうかな…?
別の仕事に転職しようと思いますので、
今年度で辞めさせていただけますでしょうか?
と言う感じで、退職の旨を伝えました。
(管理職の先生は席が隣でよくしていただいていたのでこの時は胸が痛かったです;;)
辞めても大丈夫?→大丈夫だ、問題ない。
他職業でも勉強すればすぐなれます
教員として働いていると
自分には数学(担当教科)しかスキルがない…!と他の仕事に就けるか不安になります。
が、その不安を気にする必要は全くありません。
教員でなくとも転職している人はたくさんいます。
別のスキル、仕事の進め方を勉強すればいいだけの話です。
教員だった人はそう言う勉強の仕方は大の得意かと私は思います。
教員採用試験(筆記)に通ったくらいですから!
と言う気持ちでどんと構えて次のキャリアに挑戦していきましょう。
実際、私も転職先で仕事覚えるの早いねと言われたり
教員からWEBデザイナーにするっと転職した大学の同期もいます。
転職できるかどうかについては何も心配することはないです。
行動したもん勝ちです。
教員を辞めたことはキャリアの傷にならない
普通の仕事でも昨今転職する人は多いくらいです。
教員の離職率や働きにくさはニュースでも有名です。
なので、会社の面接でも履歴書を見て
「あー教員ね、大変だもんね…うちの会社ではちゃんと土日休み取れるよ!!」
と優しい声をかけていただきました笑
教員を辞めたこと自体が転職に不利益になると言うことはないのかなと思います。
転職に迷っていたら是非こちらもご覧ください
私自身が教師からWEBエンジニアに転職した過程をまとめています。
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