【体験談:教育実習編② 】教育実習編 2週目〜3週目

教育
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こんばんは、くれあです。教育実習編、後半戦です!

今日も教育実習2週目〜3週目で心がけたことや学んだことをまとめます。

振り返ると、思い出深い3週間だったなぁと読み直してしみじみです。

この記事で解決できること
  • 実習中に心がけた方がいいこと
  • 教育実習って具体的に何するの?

実習2週目

授業実習スタート

2周目から授業実習をさせていただきました。ここからが、本格的な教育実習のスタートです。
授業に加えて、指導教諭が担任をしているクラスのHRも担当しました。

朝の職員朝礼で共有された連絡事項を生徒に伝えます。職員朝礼で聞いたことをそのまま伝えるのではなく、生徒にどういう言葉で伝えるか・どこまでの情報を伝えるか、これを職員朝礼から朝のクラスHRまでの短い時間で考えて整理します。
これは授業を行うときも同じです。教員になった後だと当たり前のことですが、最初はこれが毎日とは朝から忙しないなぁと感じていました。

できたこと

ひとまず、1コマの授業を途切れなくやり切ることができたこと。笑

当たり前じゃん!と思うことかもしれませんが、途中で自分がフリーズしないか心配だったのでそんな当たり前のことがとても嬉しかったのです。生徒にとって自分が普段いない珍しい存在だったこともあり、熱心に聞いてくれました。今思うとあんなペーペーな私の授業を聞いてくれてありがとう、と感謝の気持ちでいっぱいです…笑
それから、1回目の授業で指導教諭から頂いたアドバイスを取り入れて元に数時間でブラッシュアップできたことです。数時間で全然違う人の授業みたいと褒められ、授業を進めやすい感覚も各段に違いました。ランニングを安物のサンダルからちょっといいスニーカーに履き替えた感覚です。頂いたアドバイスは先延ばしにせず、すぐアレンジに取り入れる姿勢も大事です。

できなかったこと

クラスによる空気感の違いに対応できなかったこと。

教員になったあとでも感じたことなのですが、
吃驚するくらいクラスによって授業を受ける態度や雰囲気が違います。

担当していた3クラス中、2クラスは明るく授業中は真面目に受ける雰囲気だったのですが、1クラスは初めて教室に入ったところから、だらっとして良いとは言えない雰囲気でした。

指導教諭も「ここだけの話、このクラスだけはちょっと授業やりにくいんだよね」と本音を漏らしていたくらいでした。少数前向きな生徒がいたので、そのグループを授業の導入時にあてたりしてその後ろ向きな空気感は少し良くなりました。

何にせよ、自分にできるのはなるべく分かりやすい授業を心がけること
今の自分に出来ることに注力しました。

事件 〜同期(実習生)が日誌の文章をダメ出しされまくる〜

教育実習では、毎日日誌を書き指導教諭に見てもらいます。そして、それに対して指導教諭にも毎日コメントをしてもらいます。(とても真面目な交換日記みたいな感じ)

同期で1人おそらく文章を書くのが得意でない実習生がいました。
ある日、放課後の時間に控え室で日誌を書いているとその子が号泣して控え室に戻ってきました。
彼女は指導教諭に「あなたの文章はおかしい」と厳しく叱責されたようです。
指導教諭が厳しい先生になってしまって少しかわいそうだなとも正直思いましたが、
彼女の文章は変とまではいきませんが、起こった出来事が眈々と書いてあるだけで、どういうことを気をつけるべきか・学んだかというところまでは踏み込めていないように見えました。

私も文章に自信はありませんが、彼女とこう書いたらいいんじゃないかと議論し合って、何とか指導教諭へ再提出ができたようです。

私も人のことは言えないのですが、文章力も鍛えておくことが必要だ、と痛感しました。
教員採用試験でも論作文の試験がありますし、毎日さくさくと日誌を書けるくらいの文章力は養っておいた方が良いでしょう。

実習3週目(最終週)

研究授業

3週目になると、クラスにも慣れてきて緊張も大分なくなっていきました。
授業中にちょっとした冗談も言えるくらいになりました。

が、しかし!このまま楽しく終わる訳ではありません…3週間の総仕上げとして最後の試練、
“研究授業”が待ち受けていました。指導案を一から書き、その授業を後ろで先生方に見ていただきます。指導案は1週目の時点で大体研究授業はこの辺りかな、と目星をつけてコツコツ2週間で書き上げていきました。
研究授業の準備はパソコンで作業もしないといけなくて結構時間がかかるので、1週目から準備を始めた方が安心です。

できたこと

3週間を楽しくやり終えたこと。
やり終えるのは当たり前だろ!と思うかもしれませんが、当事者にとっては初めてのことばかりでとても大変です。自分で自分のことを褒めちゃうくらいです。笑
それと”楽しく”できたというのが重要です。実習から大学に戻ったあと、他に実習に行った大学の同期はどんよりして愚痴大会になっていて驚きました。そりゃ、3年間一生懸命勉強して準備してきたのに楽しくなかったら愚痴大会になりますよね…同期もみんな頑張っていたのですが、頑張り方や力の入れる場所をもしかしたら見極め間違えてしまったのかな、とも思いました。これから教育実習を控える方も、今回書いたことを参考にして楽しい実習期間を過ごせることを祈っています。

できなかったこと

3週間経っても声が小さいままだったこと。
致命的な欠陥ですね!!笑

小さいと言っても、静かな状態が保たれてれば一応後ろの席まで聞こえていたようですが、
1週目から研究授業まで声が小さいままでした。緊張も大分抜けていっていたのですが駄目でした。
研究授業後、見に来てくださった先生方に講評をいただくのですが、揃いも揃って「授業内容は良いのに、あれ、声が…」というコメントでした。笑
その後、声問題は”あること”をして大克服することになります。

…が、長くなってしまうのでまた後で別記事に詳しく書きたいと思います。
まあ、一言で言えば“ボイトレ”です。(言っちゃったよ笑)

【実習後:おまけ】

大学に戻ると浦島太郎状態に

実習後、大学に戻り久しぶりに講義を受けたわけですが何が何だかさっぱりわからない!
講義の内容に全くついていけない!!!

そりゃ、3週分も授業受けてないわけなので当たり前ですね。
実習前の授業内容も忘れちゃっていたので、そもそも何やってたっけ?状態です。
脳内クエスチョンマーク祭りです。学部によっては4年生で卒業単位に関わる講義はないかもしれませんが、理学部はそうもいきません。それが理学部です。理系の宿命です。

事前に教職を取っていない友人にノートなどを頼んでいたので、
教えてもらったりして助けてもらいました…本当ありがとう、友よ…

期末試験&院試で多忙MAX

6月中に実習だったので、7月に大学の期末試験、そして院試も7月でした。
加えて、実習後の提出物の期限も7月でした…個人的には実習中より実習後の7月の方が辛かったです。マルチタスクで目が回りました。

まとめ

教育実習は教員になる前に、教員として自分の強み・弱点を探すラストチャンスだと思っています。

実習後、採用試験に向けて、

自分の弱点を潰し、伸ばせるところは伸ばしていきましょう。

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