【体験談:教育実習編①】教育実習が不安!最大限に楽しく学ぶ心がけ(事前打合せ〜1週目編)

教育
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こんにちは、くれあです。

今日は、教育実習で心がけたこと、学んだこと、についてお伝えしたいと思います。

全部だと長くなってしまうので、今日はまず1週目までをまとめました!

この記事で解決できること
  • 実習前にやっておいた方が良いこと
  • 実習中に心がけた方がいいこと
  • 教育実習って具体的に何するの?

中高専修教員免許(数学)を取得
数年間、高校教諭として学校で働いていました!

これから教育実習を控えている学生のみなさんは是非参考にしてください!

実習前

実習校へ挨拶&書類提出

教育実習に向けて、お世話になる実習校へ挨拶と書類提出をします。

指導教諭になる先生にも挨拶をします。そこで自分が担当する学年と教える単元が大体把握できます。

できれば、実習校で使用している教科書や副教材も教えてもらうと、準備がスムーズになります。
(実習校によってまちまちですが、私の場合は1ヶ月前に教えていただきました。)

よろしくお願いします!

中学3年生で2次方程式をやってもらうよ!

教材研究

実習で、自分が担当する学年と単元が把握できたら、教材研究を行いましょう。

教材研究をしないで実習を迎えるのは、命綱をしないでバンジージャンプをするようなものです。笑

大学には教職課程履修者向けに、小中高で使われている教科書が置いてあることが多いです。

教科書をレンタルorコピーさせてもらって、授業計画を立てましょう。

毎回の授業の指導案をいちいち作成する必要はありません、時間的にできないかと思います。

指導案を書くのは、実習の後半に行う研究授業のみになることが多いです。

しかし、せめて板書案や軽いタイムテーブルのようなものを作成しておきましょう。

どう作ればいいかわからないという人は、

若手教員向けの教材研究のハウツー本があるので、本屋や図書館で探してみましょう。

心がけたこと

学校の教育理念と教育目標を押さえておく

学生といっても、実習生はその学校の教員として生徒とともに過ごすことになります。

実習校の先生方もその理念や目標を軸に教壇に立っているわけなので、

肩を並べられるよう覚えておきましょう。それを踏まえて、

自分が生徒に3週間で何を伝えたいのか、そしてどのような姿勢で生徒と接していくかをよく考えておきます。

これは教員採用試験(特に私立)の面接または小論文で最も問われる議題の1つなので、

試験を受ける際もこのようなことを考えておくことは必須です。

例えば、私の場合は実習校の教育目標が礼儀や品性を重んじるような内容だったので、生徒に「礼儀や品性を磨くことで、他人を尊重する姿勢を身につけて欲しい」と思い、まずは自分が生徒を一人の人間として認めて尊重し、品のある態度で接しようという心持ちをしていました。

自分という存在を生徒にとっての”教材”にしよう!

実習1週目

自己紹介と授業見学

まず、初日に職員室・担当クラスで自己紹介をしました。

挨拶回りって案外結構あります、朝の職員朝礼、担当する学年の先生方、同じ教科の先生方、
担当クラスの生徒たち(私の場合3クラス)…

1週目は私は授業をせず、指導教諭の先生や他の先生方の授業見学をさせてもらいました。

改めて、板書の書き方や説明の言い回し、特に同じ教科(私の場合数学)の先生方の授業展開をよく見て分析をします。空いたコマの時間には、自分の教材研究のブラッシュアップをします。

授業見学を通して、やっぱり導入のところを少し変えた方がいいな、とか修正案が出てきます。
このようにより良い授業を目指すためにも、事前に教材研究をすることは必須です。

後悔

初日の挨拶でパニクる

案の定、初日の挨拶で緊張してしまい、ろくな挨拶が出来ませんでした。

せいぜい言えても、名前と大学名と「よろしくお願いします」くらいです。

せめて生徒には、趣味などor一緒にどう過ごしていきたいかくらい

コメントできてれば良かったなぁと後悔しています。

授業実習前にチキンになる

実は1週目の終わり頃から授業をしないかと指導教諭からお誘いを受けたのですが、

怖くて一歩踏み出せなかませんでした。

数回分増えるだけですが、やはりなるべく多く授業をした方が良かったな、と後悔してます。

チャレンジできる機会があったら是非それに乗っていきましょう。

心がけたこと

食事・睡眠を取り、しっかり休む!

栄養もしっかり!

まず、第一の目標は、体調を崩さず3週間の実習を乗り切ることです。

食事と睡眠はしっかりとります。

授業がどんなに失敗しても、生きていれば3週間の時間はあっという間にたちます。
できれば休みなく、生徒と関われる少ない時間を大事にしたいものです。

正直、実際に教員になると多忙で生徒と関わる時間は思ったより少ないです。
だから、実習のうちにたくさん生徒と接して観察力を磨いておきたいです

休まないのが偉いというわけではなく、3週間の期間を最大限学びに繋げるための心がけです。

積極的に生徒と接する

1週目は授業を行なっておらず、心にゆとりがある時期だったので

積極的に生徒とコミュニケーションを取ることを心がけました。

昼休みに教室に入って一緒に昼食を取ったり、放課後も生徒と会話しました。

実習校では生徒に校内の見回りをさせていたので、

それについていって生徒の会話に入ったりしてました。

もちろん、距離が近すぎると友達みたいになってしまうのでほどほどに。

指導教諭からの宿題「生徒をよく観察せよ」

毎日指導教諭が担任をしているメイン担当クラスの生徒、誰か1人をターゲットによく観察して、その生徒がどういうキャラクターなのかまとめること。

これを1日目から行うように、宿題ということで課されました。
ターゲットの生徒に積極的に話しかけたりするのではなく、ただ観察するだけです。
毎日、放課後に指導教諭と1日のまとめのような会話をしていたのですが、そこでそのまとめをチェックしてもらいました。

実習校は1クラス20人ちょっとだったので、
3週間あれば1クラス分の名前と個性を覚えることができました。

指導教諭も担任をもつときは、最初の1ヶ月は実践していることだそうです。
この宿題は自分の観察力が磨かれて生徒との関係を築く材料にもなります。

なにより毎日新しい発見ができるので実習がより楽しいものになりました。是非、おすすめです。

授業実習前に1度指導教諭に模擬授業を見てもらう

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1週目の終わりの放課後に模擬授業を行い指導教諭の先生と同期(同じ実習生)に見てもらいました。

2週目から授業をすることになっていたので、その初回にする授業を見てもらいました。

模擬なのに凄く緊張していて、アドバイスとかは全然覚えていないのですが(笑)

模擬授業を事前に一度やっておくだけでも本番の緊張度はだいぶマシになります

まとめ:準備が大事!

まずは1週目までの体験談をまとめました。

とにかく教育現場は目まぐるしく、毎日が新しい発見があります。

特に、実習の1週目は緊張しっぱなしです!

緊張でガチガチでも、誠実に生徒に向き合えば暖かく受け入れてもらえます。

不安と緊張をバネに、よーく準備をして実習に臨んでください!

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